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AGA遺伝子検査〜アンドロゲンレセプター遺伝子のDNA検査〜
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AGA 遺伝子検査
アンドロゲンレセプター遺伝子のDNA検査
脱毛症の遺伝子診断については、男性ホルモンであるアンドロゲン、ことにジヒドロテストステロンが毛根の細胞に強く作用すると、毛髪の発育が阻害されて脱毛を起こします。アンドロゲンは毛根細胞の受容体によって受け取られ、その細胞に入って作用します。
アンドロゲン受容体遺伝子には三つの塩基、CAGおよびGGCが繰り返して存在する領域があり、この繰り返し領域が短い人では、AGA(男性型脱毛症)という特徴的な脱毛が発症しやすい傾向にあることがわかってきています。
この検査はアンドロゲンレセプター遺伝子のDNA塩基を調べることで、男性ホルモンに対する感受性を調べ、個々の治療方針を決定する上で非常に有用な検査です。
 
検査の目的
この検査はアンドロゲンレセプター遺伝子のDNA塩基を調べることで、男性ホルモンに対する感受性を調べ、個々の治療方針を決定する上で非常に有用な検査です。
 
遺伝子診断結果の判定基準
CAGとGGCという塩基配列が繰り返される領 域の長さで、
男性ホルモンに対する感受性 を予測するする事が可能です。
【X=CAGrepeat数+GGCrepeat数】
【A群】X=≦38の場合(短い)
男性ホルモンに対する感受性が高いと予測される。
若年層では予防的にフィナステリド投与、または治療が必要である。
【B群】39≦ X ≦41の場合(平均)
男性ホルモンに対する感受性が普通と予測される。
未だ発症していない場合も、予防的にフィナステリド治療が必要なケースもある
【C群】42≦ Xの場合(長い)
男性ホルモンに対する感受性が低いと予測される。
しかし、発症しない事は保証できないので、状態によって予防が必要。
1st exon of AR gene
 
遺伝子検査
 
■ 検査資料より
 
 
AGA 遺伝子診断結果から見る症例
遺伝子診断結果における治療ケース
CAG + GCC:17 + 17 = 34  資料提供:脇坂ナカツクリニック
VI型  初診時 V型 7ヵ月後 III型 15ヶ月後
この症例はX=34となり、男性ホルモンに対する感受性が高いと予測される【A群】

●年 齢:28歳
●治療薬:外用薬 ミノキシジル、内服薬 フィナステリド、ビタミン、ミネラル各種

初診時ハミルトン分類タイプVIから15週目にはタイプIIIまで改善。
男性ホルモン に対する感受性が高く、5α-還元酵素阻害剤(フィナステリド)
の効果が見られる 顕著な例である。
            ※効果には個人差があります
 
CAG + GCC:29 + 17 = 46  資料提供:AACクリニック名古屋
III-v型 初診時 III-v型 11ヶ月後 III型 18ヶ月後
この症例は46=Xとなり、男性ホルモンに対する感受性は低いと予測される【C群】

●年 齢:47歳
●治療薬:内服薬 フィナステリド、ビタミン、ミネラル各種

初診時ハミルトン分類タイプIII-Vから18週経過後、タイプIIIへと1ステージ改善。
47歳という年齢から加齢の影響もあるが、男性ホルモンに対する感受性が低いため、
5α-還元酵素阻害剤(フィナステリド)の効果は見られないが、
総合的な治療の結果、脱毛の進行は遅延していると思われる。
            ※効果には個人差があります